防災フェアin林試の森公園の実施報告(2024年)

暖かな陽ざしと桜咲く芝生広場で開催

地域連携フェスタとしての「防災フェアin林試の森公園」が2024年3月3日(日)9時から12時で、林試の森公園の芝生広場と森の広場で開催されました。

下目黒五丁目自治会チーム防災めぐろ目黒区防災課は芝生広場で催しを行いました。目黒区からは佐藤智彦防災課長の他に、青木英二目黒区長と、おのせ康裕目黒区議会議長、上田広美目黒区区民生活部長にも激励にお越し頂きました。

中の人は、ずっと芝生広場にいたので、森の広場の目黒消防署目黒消防団目黒消防少年団品川区防災課、林試の森公園サービスセンターの催しの様子を見に行くことは出来ませんでしたが、ケーブルテレビ品川が取材に来ていたので、どこかでその様子を見ることが出来たらと思います。

トイレグッズについて役員も体験中

下五自治会では、いざという時に使える様に、防災グッズの展示・体験を今回のテーマとしました。イベント開始前には、新たに購入した「便王BENKING」という簡易トイレの使い方を役員も体験。BENKINGは発泡スチロール製の組み立て式ですが、座り心地は抜群でした。簡単に水洗いも出来るので衛生面でも良さそうです。

その他にも、「アルミシート類(3種類)」、「給水袋(4種類)やポリタンク」、「ソーラーパネルと蓄電池(2種類)」、「カセットガスストーブ」、「ライト・ランタン」、「レスキューツールキット」等を展示しました。

参加者の方からは、実際に触れることが出来たからこその声が寄せられました。また、実物の写真を撮っている方もいました。ご自身やご家族で防災を考えるきっかけになればうれしいです。

  • 家にもあるけど(備蓄品なので)使ってみたことはなかったので、実際の様子が分かった
  • 家に備えてあるけど、もっと増やそうと思う
  • 給水袋は背負えるものだと両手が空くのと、運ぶのも手に持つより楽そう
  • アルミシートは、防災袋だけではなく、日頃持ち歩いている鞄に携行する様にしようと思う
  • カセットガスストーブは買ってみようと思っていたので、大きさや様子が分かって良かった
当日参加者の声より

応急給水施設の中を公開

目黒区防災課は、応急給水施設(東京都災害時給水ステーション)の見学会を開催しました。また、給水施設から直結した水を使って、アルファ米の炊き出しも行い、参加者に出来上がった"わかめご飯"を配布していました。下五自治会役員も一緒に炊き出しを行いましたが、多くの方が配布に並んでくださったので、まさに本番さながらの体験(訓練)になりました。

応急給水施設の中の詳しい様子は、下五自治会が昨年11月に行ったまちかど防災訓練の様子からご覧ください。

生米からの炊き出しと試食

チーム防災めぐろは、災害時に活用できるポリ袋調理の実演及び試食ということで、お米の湯せん調理を行っていました。お米のみや、さきいかと一緒にゆでたもの等、いくつかの種類を試して、参加者に試食としてふるまっていました。皆さん美味しかったと大好評でした。

また、地域のお米屋さんも参加していて、災害時に物がない時に出来る炊き出しということで、「空き缶を容器に、そして水の代わりにお茶やコーヒー飲料、ノンアルコールビール等」での炊き出しを行っていました。お茶は茶飯と同じなのでイメージ通り美味しいし、実はぶどうジュースでの炊飯も甘みがあって美味しいと教えてもらいました。

そして、「やまげん防災新聞」でおなじみの中目黒にある山源機械工具株式会社も「やまげん防災新聞」の配布で防災啓発に一役買っていました。

河津桜の咲く中で、盛況のうちに防災フェアを終えることが出来ました。午後からはお花見に来ている方も一層増えて賑やかな林試の森公園でした。

今回は、主催並びに共催、協力としてご協力を頂きました方々に感謝いたします。どうもありがとうございました。各団体等での実施報告があがりましたら、リンクなどを地域の方々のご参考までに掲載しようと思います。

ご参考