映画上映会&SDGs講演会の実施報告(2024年6月)
2024年6月9日(日)に、「まちまるごと下五キャンパスプロジェクト~子どもも大人も一緒に学ぼう社会課題とSDGs」として、海洋プラスチック問題をテーマにした「プラスチックの海(22分短縮版・日本語吹替)」の上映会を行いました。
上映映画は「プラスチックの海」
年間800万トンものプラスチックが海に捨てられています。その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されずマイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部に組み込まれていくという、海洋プラスチック問題に迫ったドキュメンタリーです。
今回は、目黒原町会や不動小学校PTA、不動プロボノネットワークの協力も得て告知したため、子どもと大人あわせて70名近い参加となりました。海のプラスチック問題は古くからの問題ではありますが、子どもたちの中には今回はじめて目の当たりにした子どももいました。





海をもっと大切にしようよ
映画上映後は、目黒寄生虫館の館長でもある倉持利明氏(獣医師・博士)から、海だけではなく地球全体についてや海の生き物、生物同士の関わり合いについてのお話を頂きました。また、川口市立科学館所蔵のマイクロプラスチックの実物サンプルを持って来てくださり、参加者全員が見ることが出来ました。





また、映画の中で話題となったプラスチックに付着する有害物質については、具体的にはどの様なものがあるのかをスライドにまとめての説明や、海の生き物、南極地域観測隊としてのご経験からのエピソード等、硬軟織り交ぜながら、小さな子どもたち含めて参加者へ「海をもっと大切にしようよ」とのメッセージを頂きました。


■目黒寄生虫館のホームページ
まちまるごと下五キャンパスプロジェクト参考情報
「地元のまちが学びの場!」として社会課題やSDGsについて学び、多様な考え方や持続可能な社会について考える機会や新しい発見や学びに触れる機会として、周辺地域にも活動が広がると良いと思います。
■今回の開催告知