SDGsワークショップの実施報告(2022年)

2022年12月4日(日)に、「まちまるごと下五キャンパスプロジェクト~子どもも大人も一緒に学ぼう社会課題とSDGs」の第4回として、SDGs de 地方創生カードゲームを用いたSDGsワークショップを行いました。ファシリテーターは、SDGs de 地方創生公認ファシリテーターである平井様と下五自治会役員(同じくSDGs de 地方創生公認ファシリテーター)が務めました。

SDGs de 地方創生カードゲームとは

このゲームでは、参加者はプレイヤー(地域で活躍する個人や事業者、行政職員等)にわかれて、自ら選んだプレイヤーの役割に則りまちづくりの様々な活動(プロジェクト)を実行します。その過程で、経済成長や人口減少、環境悪化、分断、対話等を体感しながら、12年後のまちの未来をシミュレーションしていきます。

当日は、参加した中学生から大人までがSDGsの考え方をヒントに、まちの課題は何か、持続可能な地域や社会のためには、どの様に行動すべきかを、ゲーミフィケーションの要素も交えて体感しました。ゲームで実施するプロジェクトは、まちづくりの事例やそれに関わる人などの情報を交えているので、子どもたちにとって社会や地域課題を知る良い機会にもなりました。

参加者からの声

・様々な仕事がどこかで繋がっていることが分かった。明日から、誰かの為に、何かの為に自分ができる事を見つけて、実際に行動を起こしたい。
・目の前の物事をした先にどうなるかを考えて行動をしていきたい。
・SDGsについて少しでも多くの人と話題にして意識を高めていきたい。
・障害や認知症を持つ人も学びたい人が学べるためにアンテナを張り、どの人もいきいきと暮らせる町づくりをしたい。
・ニュースなどで水不足になっていると耳にするので、水道水の節約だけではなく、工業用水を減らすために物を大切に使っていきたい。
・明日からいつも少し残しているご飯を全部食べ、食品ロスを家族の中だけでも減らそうと思う。
・平和な世界を実現するために、将来は教師となりたい。
・地域の清掃と緑化に取り組みたい。

参加者の明日からのアクションより抜粋

■SDGs de 地方創生運営事務局作成の公式説明動画

まちまるごと下五キャンパスプロジェクト参考情報

【主催】下目黒五丁目自治会 【連携団体】不動プロボノネットワーク
「令和4年度東京都地域の底力発展事業助成」対象事業

■今後について

今年度はこの第4回の実施で終了となりますが、来年度(令和5年度、2023年度)も「まちまるごと下五キャンパスプロジェクト」としての活動を継続したいと思いますので、ぜひご参加やご協力をお願いします。