第2回映画上映会&SDGs講演会の実施報告(2022年)

2022年8月27日(土)に、「まちまるごと下五キャンパスプロジェクト~子どもも大人も一緒に学ぼう社会課題とSDGs」の第2回として、つくる責任つかう責任をテーマに「グリーン・ライ ~エコの嘘~」の映画上映と目黒区消費生活センターの上原様から「エシカル消費」についてご講演をいただきました。

映画を観ての驚きや気づき、講演を聞いての学びなど、子どもから大人までがぞれぞれの視点で社会課題を体感した上映会&講演会となりました。

当日の様子(イッツコム 地元NEWSで放送されました!)

参加者アンケートからの声

・スイッチを入れられた感じです。気づきのためのショック(笑)。
・"フェアトレード・環境に優しい"という言葉に弱いです。買うならそういう商品を選んだ方がいいと思っていましたが、映画をみて衝撃を受けました。
・物を買う時は本当に必要かを考えて、特に大きな物は処分方法も考えて購入しようと思った。
・認証マークだけを鵜呑みにせず、自分でしっかり判断をして責任を持った行動をしたいです。
・改めてSDGsに取り組みたいと思いました。
・ブラジルの先住民の女性の活動が大変たくましく、温故知新ではありますが大昔の丁寧な生活にこそ解決の糸口があるのかもしれませんね。
・本当に地球環境に優しく暮らすことにについて、それが子供達につながることなのだが、深く考えさせられる映画でした。もっとシンプルに暮らすべきかと、賢い消費者として。
・何を信じればよいのか、考えさせられる重いテーマだった。
・つかう責任を重く感じました。企業はどうしても利益を優先して考えがちですが、利益よりも地球という視点が全企業に浸透していくと良いと思いました。
・テキサス大学の教授が「個人に判断を委ねてはいけない。法律で規制すれば良い。」という趣旨の発言をしていたことがなるほどと思った。
・日本では実感しにくいことが多そうだが、自分事として捉える手法がキーだと感じた。
・まだ社会人ではないので、普段消費者としての視点しか経験できていないが、企業側の視点をここまで掘り下げたものを見たことがなかったため、考えるきっかけになった。
・エコラベルを見ると、その商品はエコだと思い込んでいたけれど、その商品ができるまでの工程とか奥を知ると、何が真実なのか、1つの表示に惑わされてはいけないなと思った。SDGsが利益のために利用されているのはがっかり。

参加者アンケートの回答より抜粋

みんなで学ぼうエシカル消費

目黒区消費生活センターの上原様からは、映画を観たあとの余韻の残る中で、我々として何ができるのかを考えるきっかけとして、エシカル消費とはどの様なことなのかや認証ラベル・マークについてお話をいただきました。

参加者とのやり取りの中では、「今日の映画に参加する前に、福祉ショップさんまるしぇでパンを購入しました(マイバック利用)」という参加者からの声や「普段、目にすることがない認証マークを知れて参考になりました」という中学生からのアンケート回答がありました。

また、「今日参加して興味を持ったことや取り組んでみたいこと」を選択式とフリーコメントで参加者にアンケートで聞いたところ、選択式で用意していたことはたくさんの方が既に意識していたり、取り組んでいたりすることが分かりました。

フリーコメントでは以下のような意見もありました。

・この気持ちを持ち続ける
・声を上げていく
・必要なものを厳選して買う
・高い物を買う場合は何店舗かの比較をする(様々な情報が分かる)
・情報が企業方にとって有利なことだけ記載されていないか考えたい
・商品についている表示が正しいと信じない
・強制労働の問題等が指摘される原料を使う製品を買わない
・いらない物は買わない
・コンポストの活用 など

参加者アンケートの回答より抜粋

■参考情報

めぐろ消費者にゅうす「シグナル」97号や東京くらしWEBでもエシカル消費について説明していますので、ご興味ありましたらぜひご覧ください。

まちまるごと下五キャンパスプロジェクトについて

「まちまるごと下五キャンパスプロジェクト~子どもも大人も一緒に学ぼう社会課題とSDGs」の次回は2022年10月16日(日)に行います。詳しい告知は9月上旬を予定しています。皆さまのご参加をお待ちしています。

【主催】下目黒五丁目自治会 【連携団体】不動プロボノネットワーク
「令和4年度東京都地域の底力発展事業助成」対象事業